ドクロ

2017年6月21日 (水)

ドクロ4種の塗装

ドクロ4種も塗っていきます。

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手順はこれまでと同じです。
エナメルのフラットブラウンと
フラットブラックを適当に混ぜて
墨入れ、ウォッシングします。
余分な塗料を拭き取る時は
なるべく普通の綿棒では無く模型用のを
使ったほうが繊維が残らなくて良いです。 

キムワイプでも良いですね。
もしくは適当な平筆で拭き取るかしましょう。
自分はめんどくさがって普通の綿棒使ったので
タケノコの時に繊維が残ってました。 

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満足いくまで塗りと拭き取りを繰り返していきます。
この辺の塗装は完全に自由なので
メタリックなドクロでもなんでも
好きな色で塗ってもらえればと思います。
この後ラッカーで透明色を重ねますが
墨入れだけでも十分です。
半分だけ黒く塗ったのが割と好き。
半分マンです。

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墨入れができたら
ラッカーのクリアーブルー、イエロー
レッド と、それらを混ぜたグレーを吹いていきます。

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満足いくまで重ねたら完成です。
絵文字風のドクロは少し方法を変えます。

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全体に黒サフを吹いて

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ちょっと薄めのグレーを目の周りに重点的に吹いて
グラデーションにしていきます
階調がうまくいかなかったので
暗い側に透明グレーを吹いたり
白を目の周りに重ねました。
階調がなだらかになったら完成です。

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完成画像を撮り直しました。
無人販売所のページにも追加しておきました。
こんな感じで好きに塗って楽しんでもらえればと思います。
偶然の良いにじみが出ると塗ってて楽しいですね。

次作も作っていきたいところですが
ドクロをたくさん作ったのでいつの間にか
スカルピーが足りない…
カチカチの古いものはあるんですが
こね直すと高確率でマメができるので
嫌なんですよね…

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サフレス塗装2

さあタケノコを塗りましょう。
キャラクターフィギュアやロボット
クリーチャー、AFV、動物
いろんなフィギュアがひしめく中
タケノコに色を塗る経験は
滅多に無いはず…。
サフレス塗装をすればリアルなタケノコに
仕上がります。
もちろん塗らなくても良いです。
想像の中で塗るだけでも可。

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メタルプライマーを吹いて墨入れ
ウォッシングまではキノコと同じです。
タケノコの皮の先には墨が
流れないようにしましょう
墨は薄く流すのを繰り返して
一気に濃くなりすぎないようにしましょう。
タケノコ部分は墨もフラットブラウン多めで
茶色がかった感じがいいです。

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墨入れがいい感じにできたら
ラッカーのクリアイエローを薄く吹きます。
皮の先を重点的に黄色くしておきます。
ドクロ部分にも軽く吹いて黄ばませます。

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ついでにミニの方も同時に塗っていきます
手順も使う塗料もほとんど同じなので
同時進行した方が効率がいいです。
エリンギはキノコドクロの赤みが無いだけで
やることはほぼ同じですね。

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クリアイエローの上にクリアーレッドを
重ねます。
皮の先にはレッドはかからないように
しましょう。黄色味は必ず残すように。
もうかなりタケノコになりました。
ドクロにもうっすら部分的に赤を吹いておきます。

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エリンギは根元を少し濃いめにしましょう

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エナメルのフラットブラウンを
墨入れの要領で薄く流し込みます。
画像のように濃淡をつけて
薄い部分を残します。
なんども言いますが皮の先は黄色を残します。

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少しづつ濃くします。
フラットブラウンとフラットブラックを薄めて
重ねていきますが
エナメルは筆塗りで重ねるときには
下に塗った色が剥げてしまわないように
ラッカーのつや消しを吹いてコートしてやりましょう

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色が濃くなってくると墨入れが目立たなくなってくるので
少し足したりします。
全体的に先の方に向かって濃くなっていくように
塗ります。

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ミニも同様に

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皮の先にエナメルのクリアーブルーを
薄く重ねてほんの少し緑にします。
あとは資料を見ながら慎重に色を重ねて
濃くしていきます。
サフレス塗装は水彩画のようで途中で明るくは
出来ないので濃くなりすぎないようにしましょう。
基本的にはフラットブラウンとフラットブラックを
重ねて赤味や黄色味をラッカーのクリアーで
補います。
タケノコとエリンギは
エナメルのFブラウン、Fブラック、クリアーブルー
ラッカーのクリアイエロークリアーレッドクリアーブルー
(もうクリアとかフラットとか書くのめんどいな…)
クリアー、つや消し、しか使ってないですね。

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ちなみにミニタケノコは原型の画像を
ツイッターに載せたあと
頭が長すぎたので短く修正してあります。
エリンギとかキノコも
タケノコのような頭蓋骨延長型
(なにそれ)が良いのか迷いましたが
未だになにが正解かはわかりませんね…

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タケノコの皮のシミみたいなのを筆塗りで足します。

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ミニタケのポツポツをクリアレッドで塗ります。
実際はここから根が伸びるみたいです。

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エリンギの傘の上はフラットブラウンを薄く塗ります
サフレスだとこれだけで良い感じに透明感が出ます。
食品サンプルとかが良い感じにリアルなのは
この光の透過があるからでしょうね。
蝋人形や特殊メイクのラテックスとかも。
もちろんホットトイズとか1/6ヘッドでも
透過光をうまく使ってリアルに仕上げていますね。

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写真を撮って確認しつつシミなど細部を
加筆調整してラッカーのクリアーを吹いたら完成です。

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一家勢ぞろいの図
ミニタケノコはちょっと黒めにして
チョコっぽさを出しました。
塗装経験者であれば
2日もあれば塗れると思います。
サフレスは独特の質感になるので
おもしろかったです。
これからはサフレスで塗ることが
増えそうな気がしますね。

次は4種類のドクロです。
つづく。

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2017年6月20日 (火)

サフレス塗装

土日を挟んで販売開始したので
今日は大量に発送してきました。
みなさまありがとうございます!!!
近日中にドクロや黒子がドシドシ届くでしょう。

塗装記事書いていきます。
毎度のことながら、
塗装方法はあくまで一例なので
塗らずにそのままで飾ったりでも
いいので自由に楽しんでもらえれば
と思います。

じゃあまずキノコから
適当にパーティングラインなどをヤスって整えたら
クレンザーでよく洗って乾かします。
今回はサフレス塗装を試そうと思ってたので
メタルプライマーを吹いておきます。

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Dscn0127墨入れには最近は専用の塗料が出てますが
買い忘れてたのでエナメルでやります。
フラットブラックとフラットブラウンを適当に混ぜて
墨入れとウォッシングをします。
気に入った感じになるまで塗っては拭き取りを
繰り返します。

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これで墨入れはほぼ完了。
最終的には歯の根元にもう少しスミを入れますが。
一応本物のキノコの画像を検索して資料を集めてから
キノコの色を決めていきます。
ベニテングダケをイメージしてますが
カサの白いポツポツがやってみたらイマイチだったので
最終的にはシンプルな赤いキノコになりました。
キノコは途中で大幅に失敗して
塗りなおしたのであまり参考にはならないかも…

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エナメルのクリアレッドを筆塗りしだしました。
この段階では全然失敗ではないですね。
生々しい感じでこれは良いなと思ってました。

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ちょっと怪しくなってきました。
筆跡残したら更に良くなるのでは?と
調子に乗りだしました。

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まだ大丈夫ですね。

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更に重ねてクリアイエロー塗った時点で
ん?汚いな?

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……思ってたんと違う…
ムラが多すぎて汚い。
クリアレッド、イエローを重ねてなんとか
リカバリーを試みたものの…

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やりなおし!!
多めにシンナー付けた適当な平筆で
拭き取りました。
この時点でガッツリ塗るのやめて
あっさり墨入れだけの作例にしようかと思いましたが
拭き取った跡の色が良い感じに見えたので
今度は筆塗りやめてエアブラシで重ねていくことにしました。

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カサの外周部分に黄色を吹いておいて
それを残すように中心から赤を
グラデーションさせました。
ドクロ部分もクリアーブルーやレッド、イエロ−
を薄く重ねて透明感を出していきます。
今度は良い感じになりました。

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誰にも聞かれないので
気付かれてないんだと思いますが
キノコにはかじり跡があります。
タケノコドクロにかじられた跡なんですが
全く伝わらなかったようですね…
大小それぞれでかじられてるんですが。

かじり跡はエナメル筆塗りで
透明色を重ねます。
軸の部分も基本はエアブラシで透明色を重ねますが
アクセントでエナメルのフラットブラウンを
薄く筆塗りしたりします。

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カサの中心は透明色だけだと弱いので
ラッカーの艦底色を吹いておきました。
赤っぽい不透明色ならなんでも良いです。
クリアーブルーなども重ねて吹いておきます。

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クリアーレッド、ブルー、イエローの
三原色を混ぜてクリアーグレーを
作っておいて
要所要所に吹き付けて調整したら
完成です。
最終的には歯の根元をもう少し墨入れしましたが
これでひと段落です。

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どうもカサに隠れて軸が見えにくいので
フラッシュ焚いてみました。
これはこれで面白いですね。
次回はなぜか人気のタケノコです。
つづく。

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2017年6月18日 (日)

キット販売中

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Dscn0405やっと塗装見本ができました。
また塗装記事を書いていきたいと思います。
衝動的に作ったドクロたちですが
複製〜塗装までして、ふと我に返って
なんでタケノコに色塗ってるのかと困惑しました。
塗るのは楽しかったですけどね。
今回は初めてサフレスで塗装してみました。
キノコやタケノコの透明感を出すのが
意外と簡単でした。
手順が合ってると手数が少なく
いい感じに持っていけますね。

マカロン黒子の再販もやってますので
よろしくです〜
nkb無人販売所

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2017年5月 5日 (金)

ドクロ

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なんか無性にドクロ作りたくなったので
作っています。
テストもかねて筆で一切均さずに
ヘラだけでやってみる。
スカルピーはこの焼く前の状態が
一番良いですね。
ちなみにこれは二個目で
初めに作ったのが
前に言ってた小ネタのやつです。
ちょくちょくドクロを作っていきたい。

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左側のやつ。
これのタイトルカードを印刷しようとして
プリンターが壊れました。

何個かバリエーションで作って
マグネットをつけようと思ってますが
普通のドクロが一番良い気がしてきてます。
どうしようか…。

あとマカロン黒子の予備開放は
週明け8日頃を予定しています。

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