組み立て

2019年10月20日 (日)

梵鉄塊塗装2

Dscn2643

続きを書いていきます。

エナメルのクリアイエローで虹彩の部分を書いて

瞳孔の部分は下地の白を残します

Dscn2648

良い感じになったらラッカーのクリアを吹いて

コートします。

Dscn2664

瞳孔の部分をフラットブラックで書き入れます。

瞳孔のキワは少し下地の白を残してます。

Dscn2733

Dscn2736

Dscn2737

Dscn2738

良い画像が無かったので新しく撮りました。

虹彩の輪郭はオレンジと緑よりの黒で

ぼかします。

できたらまたラッカーで閉じます。

Dscn2669

着物を仕上げていきます。

イメージ的に青みがかった鉄に

少し錆が出てるという感じです。

フラットレッド フラットイエロー

オレンジを混ぜてまだらにウォッシングします

Dscn2670

Dscn2671

Dscn2672

Dscn2673

Dscn2674

Dscn2675

Dscn2676

フラットブルーやスカイブルーで

ドライブラシします。

青みが単調だったのでラッカーのクリアブルーを

吹いてみたりもしています。

Dscn2723

Dscn2677

Dscn2678

Dscn2679

Dscn2682

前回は確かアクリルガッシュのバーミリオンを

使いましたが今回はなんとなく

カドミウムレッドライトを使いました。

発色がこっちの方が明るい感じがします。

この絵の具買ったのは15年ぐらい前だと思うんですが

普通に使えました。

Dscn2690

これも今は蓋の形状が変わってます。

着物と台座部分に

メタルカラーのクロームシルバーで

ドライブラシします。

Dscn2683

Dscn2684

Dscn2686

Dscn2688

Dscn2689

Dscn2713

傷口のは面相筆で筆塗りします。

台座は下地の黒サフを残しつつ

ドライブラシしていきますが

黒サフ部分を消しすぎた場合は

またエアブラシで吹いてやり直しました。

Dscn2687

こんな感じで完成です!

自分的には割と思い通りに塗れて

台座は思った以上に鉄感が出たのが

儲けものでした。

全体に黒サフ吹いてクロームシルバーで

ドライブラシするだけでも良いかもしれません。

今回はキットの数が少なすぎたのが心残りですが

ものとしてはシンプルで良いのができたなと思います。

次はスシマスターの再生産をしようと思いますが

かなり面倒で…

前にも言った気がしますが

もうこれで再生産は最後になると思います。

 

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2019年10月19日 (土)

梵鉄塊の組み立て塗装

早ければもう土曜にはキットが

届く人もいると思うので

組み立て塗装記事を書いていきます。

パーツ数2で色も毎回同じ感じで塗ってるので

特に目新しいこともないですが

参考になれば幸いです。

Dscn2578_20191019003701

まずパーティングライン(側面辺りの合わせ目)

をデザインナイフなどで削って

中性洗剤やクリームクレンザーで離型剤を

洗い落とします。

粘土が少し付いてるのもあると思いますが

歯ブラシでこすって取れないぐらい小さいものは

そのまま塗装しても影響なさそうです。

原型完成時にスプレーの離型剤を吹いておけば

良かったようですね。今度作るときは

忘れずにやろうと思います。

Dscn2580

支柱の大体中心に目印で小さい穴を開けてますので

3ミリか無ければ2ミリの穴を開けて台座と軸打ちします。

自分は3ミリのアルミ線を使いました。

なぜ大体中心かというと原型で使った木の円柱が

真円でなくて中心が微妙にズレてますので

くるくる回してみて前後左右の収まりが

良いところで接着してください。

画像のは気泡部分をエポパテで埋めてますが

製品は目立った気泡があれば全部ではないですが

ガイアノーツの瞬間カラーパテで埋めてます。

塗装見本の台座は側面に気泡があるものを使ったので

ヤスって木目が消えてます。

木目の有無で最後ドライブラシの時に

テクスチャが変わりそうなので

見本に近づけたい場合は荒めのスポンジやすりなどで

側面をヤスリがけすると良いと思います。

Dscn2585

エポキシ接着剤で支柱と台座をつなげたら

メタルプライマーをエアブラシで吹いて

塗装に入ります。

Dscn2590

黒いサーフェイサーを全体に吹きます。

いつも通りの黒立ち上げです。

Dscn2595_20191019010801

グレーのサフを軽めに吹きます。

奥まった所の黒サフを消さないようにします

塗るの面倒な人はここで止めても

良い気がします。

Dscn2596

Dscn2598

Dscn2601

エナメル塗料を筆塗りしていきます

クリアブルー クリアレッド クリアイエロー

を混ぜて黒を作ってシワ部分を中心に

ウォッシングします。

一回ウォッシングするたびに

ラッカーつや消しでコートしてを

繰り返して色を深くしていきます。

黒は青寄りにしたり赤に寄せたりして

メリハリをつけます。

ヒゲや髪はフラットイエローと

グレーを混ぜて筆塗りします。

これも繰り返して色を深くします。

Dscn2603

着物部分はなかなか良い色にならず

何回も色を重ねたのでハッキリ覚えてませんが

ダークシーブルーやスカイブルー グレー

フラットレッド オレンジ

あとクリアーの三原色からの黒を

ウォッシングしました。

失敗した時は黒サフ、グレサフを吹けば

戻れるので割と気軽です。

Dscn2607

肌色の確認に前に作ったブラフマーを

見たりしてました。

大体肌が塗れたら目を塗ります。

眼球は黒サフをラッカーのクリアーを吹いて

ツルツルにコートして

エナメルのフラットホワイトを筆で

書き入れます。

形がいびつになったらエナメルシンナーをつけた筆で

拭い取るように修正します。

Dscn2610

Dscn2614

Dscn2615

Dscn2616

いろんな角度で確認したら白を濃くします。

Dscn2618

Dscn2620

Dscn2621

Dscn2625

良い感じになったらまたラッカーでコートします

Dscn2631

台座部分はキッチンペーパーの上から

輪ゴムをかけて保護してます。

写真にあるレベリングシンナーは使ってません

普通のシンナーとは違う変な匂いでクサい。

ちなみに塗装時はもちろんレジンを削ったり

する時も防毒マスクと換気をしましょう。

 

久しぶりに書いたら

めちゃくちゃ長くなってしまった…

明日に続きます。

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2017年12月 3日 (日)

カ塗装4

Dscn1058台座の狼も目に青サフを
細吹きします。
黒目は無い方が迫力あるかなと思い
白目のみにしました。
マスキングゾルも剥がします。
Dscn1059 噛みつき防止マスクを塗ります
エナメルのフラットホワイトと
ハルレッド、フラットブラックを
混ぜて濁った灰色を作り
ウォッシングするとモールドに溜まって
革っぽくなります。
牙も以前と同じに剥がしておきます。
Dscn1061 Dscn1062 Dscn1075 フラットホワイト多めにして
革の側面やエッジにドライブラシします。
鼻と牙以外の部分につや消しを吹いて
ほんの少しクロームシルバーでドライブラシして
毛並みを調節します。
鼻と牙にはクリアーを吹きます。
Dscn1064 ちょっと番外編
塗装で迷った時に実験台にされる
ブラフマーヘッド。
本体がかなり青っぽいので
暖色を加えたいけど赤を塗っても
大丈夫か何度もテストしてました。
Dscn1066 初めはサビ色がたまった感じに
しようかと思いましたが
あまりぱっとしないので
Dscn1077 恐る恐るフラットレッドを塗る。
Dscn1080 ちょっとづつ増やして
Dscn1081 Dscn1082 面倒になってドバッといく。
Dscn1095 かなり赤くしても
クロームシルバーでドライブラシすると
マイルドになるので大丈夫です。
Dscn1067 Dscn1068 Dscn1069 ラッカーのスーパーアイアンを狼の目と
本体にも光が当たるところに
軽く吹きます。
Dscn1085 Dscn1083 Dscn1086 本体の髪も同じように塗っていきます。
フラットレッドを筆塗りして乾いたら
クロームシルバーでドライブラシです。
Dscn1089 Dscn1090 Dscn1093 Dscn1094 撮影して確認を繰り返して
赤みを調節しました。
笛は黒サフの上から
革マスクの時に使った濁った灰色を
ウォッシングして古びた感じにします。
溝にフラットレッドを流して
つや消しを吹いて完成です。
Dscn1096 櫛はエナメルのフラットブラックで
筆塗り後ラッカーのクリアーで閉じて
エナメルのチタンゴールドと
クロームシルバーで模様を描き入れます。
もう少し工夫したほうがよかったですが
なにぶん小さいので
これが限界でした。
この模様は結局ボツにしてますが
こっちでも良かった気がします。
Dscn1102 何回も描き直して
結局この模様で完成です。
Dscn1098 斧は刃の部分を
黒サフの上にクリアーを吹いてから
刃先だけメッキシルバーネクストを吹いて
黒い部分にはマスクの革に使った
エナメルの濁った灰色を軽く
ウォッシングしました。
Dscn1099 これでほぼ完成です。
この後撮影時に赤が足りないと
感じたところに少し加えて
完成しました。
Dscn1120 あ、あと手首のグルグルにクロームシルバーで
ドライブラシしてました。
Dscn1157ベースの段差部分にもフラットレッドを
流し込んでます。
あとマスクの金具部分にも
クロームシルバーを筆塗りしてます。
忘れてました。

あまり色数使ってないのと
黒サフ→青サフが便利で工程的には
かなりシンプルだと思います。
特に黒サフ→青サフはお手軽に
立体感が出るのでオススメです。

結構長々書きましたが
参考になれば幸いです。
工程で説明が抜けてるところが
あるかもしれませんが
(思い出すたび追記してます…)
何か質問あればツイッターでもなんでも
聞いてもらえれば答えますので
よろしくです。

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2017年12月 1日 (金)

カ塗装3

Dscn0971Dscn0972Dscn0974
瞳を塗っていきます。
黒目の部分をエナメルの
フラットホワイトで筆塗りしましたが
ラッカーのクールホワイトのほうが良かったですね。
エナメルだとラッカーのクリアで
閉じなきゃならないので
ちょっと面倒です。
エナメルのフラットブラックで
上下のまつげを筆で描き入れて
顔も頬やおでこの側面を
エナメルのクリアブルーやレッドで
薄く色をのせておきます。
Dscn0997 黒目と白目のキワ、
白目とまぶたのキワに薄く墨入れします
うまくいったらまたラッカーの
クリアで閉じておきます。
Dscn1002 ブラフマーと同じように
黄色い目にしようかと思ったんですが
黄色が浮きすぎるのでやめました。
Dscn1027 Dscn1029 フラットブラックで瞳孔を書き入れます。
ほんの少しの歪みで表情が変わるので
何度も調整してカメラで撮って確認します。
ヘッドルーペも持ってるんですが
面倒なので肉眼で乗り切りました。
うまくいったらまたで閉じておきます。
Dscn1030 Dscn1032 Dscn1039 狼の目も同じように塗ってますが
これはほぼ意味なかったです…
Dscn1040 筆塗りで上手くぼかせなくて…
Dscn1041 ラッカーシンナーでプライマーごと剥がす…
Dscn1042 で、結局黒サフ吹いて青サフを
プシュプシュ細吹きしたら
簡単にグラデーションがかかります。
超ラクです。
初めからこうすれば良かった…
Dscn1043 Dscn1044 Dscn1052 他の目も同じようにしていきます。
青サフが周辺にはみ出たらフラットブラックで
レタッチしておきます。
Dscn1051 瞳孔とその周りの溝に墨入れして
歯の塗料をラッカーシンナーで溶かして
拭い取ります。
アイボリーレジンの地が出て自然な
牙の色になります。
ちなみにアイボリーとは象牙の事らしいです。
Dscn1054 Dscn1055 あまり牙をきれいにしすぎると不自然なので
黒サフを薄めたものでぼかしておきます。
ラッカーで溶かした時に良い感じに
黒を残すといいです。
Dscn1056 ひとまずこれで目は完了です。
(最終的には狼の目にスーパーアイアンを吹いて
ギラつかせます。)

つづく。

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カ塗装2

Dscn0925他のパーツにも青サフを
吹いていきます。
Dscn0927 ベースにはスーパーアイアンを軽く吹きました。
毛の台座にも吹いてますが
最終的にはエナメルのクロームシルバーで
ドライブラシするので
この時点では吹かなくてもよかったです。
Dscn0929 白くなり過ぎていたので
暗めに戻しました。
エナメルでもラッカーでもいいので
クリアの三原色を混ぜて影色で
暗くします。
結構黒めにしておいたほうが
ドライブラシが映えます。
これぐらいまで塗ったら
ベースと毛の台座は接着しておきます。
Dscn0930 本体の青サフもこれぐらい吹いたら
ベースと接着して髪の毛も接着しました。
早めにパーツを接着すると
全体の色を確認しやすいですが
目や細部の色塗りがちょっとしんどいです…
目ぐらい塗ったあとでも良かったですね。
接着は組み立てでも使った
2分硬化のエポキシ接着剤です。
パーツをぐっと押さえてる間に
接着してくれるので便利です。
Dscn0934 Dscn0935 Dscn0936 Dscn0937 Dscn0938 Dscn0939 Dscn0942 Dscn0943 接着後、青サフを全体に吹きます。
今になってみると
ちょっと白くしすぎてます。
Dscn0945 台座の狼も塗っていきます。
噛みつき防止マスク部分に
マスキングゾルを塗っておきます。
Dscn0947 Dscn0948 Dscn0949 狼の画像を見ながら
模様を残す感じで
青サフを吹いていきます。
Dscn0950 たまに台座に乗せて調子を見る。
Dscn0952 肩の狼の模様を黒サフを薄く吹いて
描きます。目も黒サフを細吹きして
黒くしておきます。
Dscn0954 Dscn0955 模様を調整したあと
エナメルのフラットホワイトで
ドライブラシします。
Dscn0957 これはあまり良くない例です。
ドライブラシはもっとまばらに
したほうが自然に見えるはずです。
Dscn0958 Dscn0959 これぐらいまばらで控えめが
いいと思います。
Dscn0960 白くしすぎたら、また
黒サフで戻します。
Dscn0966 クリアーブルーとレッドと青サフを
薄く吹いて全体の色味を調節します。
Dscn0970 手首も同じ様に塗って合せてみます。
まだ接着はしません。
ここまででツイッターに載せた状態です。
次は目を塗ります。

つづく。

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2017年11月30日 (木)

カ塗装1

Dscn0880_2Dscn0881_2
塗装と言いつつ前回の組み立てで
忘れていた箇所を作業します。
一ミリの真鍮線で軸打ちしました。
Dscn0909Dscn0911Dscn0912Dscn0913 あと接着面をマスキングしておきます。
練り消しとかでもOKです
Dscn0914 Dscn0915 笛を差し込む時に
塗装が剥がれてしまうかなと
思ったんで口で隠れる位置で
切ってから1ミリのアルミ線で軸打ちしました。

で、初めはサフレス塗装しようかと
思ってたのでメタルプライマーを全体に吹いたんですが
時間がかかりそうなのと
完成のイメージが湧かなかったので
ブラフマーを塗った時と同じ
やりかたで進めることにしました。
Dscn0916 Dscn0917 黒立ち上げという
主にメカ系の塗装で使う技法のようですが
キャラクターに使っても
良い感じになります。
黒サフを使って真っ黒にします。
Dscn0924
全パーツ真っ黒にしたら
サフの♯1200にコバルトブルーと
クールホワイトを混ぜて
通称青サフを作り
吹いていきます。
明るいところから吹いていって
影になるところは黒く残します。
全体的に白くならない様に
メリハリがあったほうが良いです。
Dscn1168
今回最終的に使った塗料はこれだけです。
ほとんど使ってないのもあります。
エナメルのオレンジは使わなかった様な…
あとよく見るとクールホワイトが2個ありますね。
青サフは♯1000の空瓶に作りためておきます。

続きます〜

   

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2017年10月25日 (水)

組み立て2

手首忘れてたので追記します。

Dscn0880

Dscn0881

左手首の軸打ちは1ミリの真鍮線で
やりました。
穴がピッタリ合うとこれだけでも
止まります。
塗装時のことを考えて外せるパーツは
接着しないでおきます。
髪パーツが完全に冷えてから
保持していたマスキングテープを剥がします。

Dscn0764

犬の耳と下顎は接着してもいいので
エポキシ接着剤で付けます。
2分硬化のエポキシがあったので使ってみましたが
本当に早くて便利です。
普通の瞬間接着剤でもいいですが
位置合わせのダボが小さめなので
その場合は軸打ちした方が
いいかもしれません。
下顎は接着後に笛を通しますが
結構キツめですので笛が通るところだけ少し削って
調節してください。

Dscn0851

Dscn0852

Dscn0854

接着後に隙間が気になる場合は
赤線の部分を気泡埋めにも使った
シアノンとベビーパウダーのパテで
埋めると綺麗になります。

Dscn0800

Dscn0823

一応組み立てはこれで完成です。
自分もまだ塗装して無いので
耳と下顎以外は接着していません。
原型製作時から今回はあまり塗装する時間が
なさそうだったので無塗装でも映えるよう
瞳をモールドするなどして塗装の負担を
かけ無いようにしてみました。
たぶんスミ入れまではすると思いますが
ガッツリ塗装する時間はないと思うので
お好きなように塗っていただければと思います。

あと説明し忘れてましたが

Dscn0818

篠笛くわえてるのが「飛べ」で

Dscn0622
こっちが「嗅げ」

Dscn0877
噛みつき防止用マスクしてるのが
「噛め」です。
それぞれ山の神様からもらった犬ですね。
一応狼の画像を参考に作ってみましたが
めちゃくちゃ難しかったです。
塗装すればもう少し狼っぽくなると思います…

あと今回初めて複製業者さんに
お願いいたしましたが
やっぱりコストがかなり掛かりますね…
なのでちょっとお値段も上がってますが
まあその分綺麗に抜けていると思います。

初回で25個生産してもらってまして
売れ行きを見て追加でいくつか
抜いてもらう予定ですが
たぶん追加はかなり少ないと思いますので
(5,6個?)その後は絶版となりますので
ご注文はお早めに〜
ご注文お待ちしております!!

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2017年10月24日 (火)

組み立て

組み立て方法です。
参考にしてみてください。
まずパーツをチェックして14個無い場合は
ご連絡ください〜
クレンザーや中性洗剤でしっかり洗って
離型剤を取り除きます。
ヌルヌル感がなくなったら
乾かしてゲート処理やパーティングラインを
処理します。

Dscn0790

使う道具は大体こんな感じです。
軸打ちに使うのは1ミリ、2ミリ、3ミリ径の
ピンバイスです。
彫刻刀はゲートを削るのに便利です。

Dscn0719
赤丸がゲートで青線がパーティングラインです。

Dscn0720
パーツ表面をよく見て削り取っていきます。
今回は自分で複製してないので
自分でもどこにゲートがついてるかわからないので
探しながら処理しました。

Dscn0723
柱の裏の中心は2ミリの真鍮線で軸打ちします
横の3ミリの軸はそのままで位置合わせ用です。

Dscn0725

台座側の穴は貫通させておきます。

Dscn0724

本体との軸打ちは3ミリのアルミ線で
つなぎます。
アルミだと多少ずれても曲がるので
扱いやすいです。

Dscn0728

斧の軸はパーティングラインだけ削って
そのまま使いました。
あまり強度が必要で無い部分は
軸打ちしなくてもいいです。

Dscn0729

わかりにくいですが狼の顔にもうっすらゲートがあるので
削ります。

Dscn0731

平刀の角で削ると毛並みが復活します。
周りの毛並みと流れを合わせましょう。

Dscn0730

寄って撮るとレンズの関係で歪んで見えますね……

Dscn0732

Dscn0733

ゲートを探して削ります。

Dscn0734

髪の分割部分のダボ上部にもゲートがあるので
削ります。

Dscn0736

ダボは必要なので削り過ぎ無いよう
気をつけます。

Dscn0745

ゲート処理等ができたら気泡を埋めます。
業者複製なのでかなり少なめだと思います。
ベビーパウダーとシアノンを混ぜてパテにします。

Dscn0746

Dscn0747

ベビーパウダーを混ぜてるのでヤスリ掛けしやすい
固さになってると思います。

Dscn0748

矢印の向きが本体正面です。

Dscn0752

後ろ髪を軸打ちします
凹の内部に軸の跡があるので
1ミリの穴を開けてアルミ線で軸打ちします。

Dscn0753
貫通し無いよう注意します。

Dscn0754

髪の中間のダボにも
1ミリで軸打ちします。

Dscn0755

髪の台座とのダボは軸打ちしません。
かっちり固定する場合は
髪の位置合わせが終わってから
軸打ちしてもいいかもしれません。

ドライヤーで髪の毛パーツを温めて
柔らかくしてから組んでいきます。
先に台座に輪状の髪パーツを
はめてから柱に本体を載せます。
柱と本体をきっちりはめましょう。

Dscn0760

温めて柔らかくした髪パーツを
組み立てていきます。
後ろ髪を腕の間から前に通して
ダボに差し込んで
マスキングテープで固定します。
パーツが冷めると曲がりにくいので
素早く固定するために
マステはあらかじめ用意しておきます。

Dscn0757

Dscn0758

Dscn0759

パーツの隙間がなるべく開か無いように
素早く位置を決めていきます。
一回では上手くいかないかもしれませんが
二回目からはある程度癖がついてるので
合いやすくなると思います。
パーツの温めすぎには注意ですが
柔らかい方が合わせやすいので
火傷に注意しながら合わせてください。
ヒートガンは高温になりやすいので
レジンを焦がさないようにも
注意です。

もうちょっとですが一旦区切って
つづきます。

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2016年11月10日 (木)

塗装9

R0013484
血しぶき塗装のやり方自体は
スシマスターのときと同じです
今回は少し暗めの血にしようかと思い
青を混ぜてみました

R0013471

R0013472

塗料の濃度がキモで、濃すぎると飛ばず
薄いと色がイマイチになるので
多めに作って濃度調整をマメにしましょう

R0013474


手のひらや包丁の柄にも薄めたのを筆塗りします
ズボンのはちょっと濃いめを飛ばしたので
糸状に飛んでますこういうのもアリかと。

R0013481ちょっとづつ調整しながら塗ります

R0013485

右ひじあたりにも飛ばして大体完成です
目とか飛んでほしくないところに飛んだ場合は
エナメルシンナーでサッと拭き取ります
その際ちょっとにじんだりしても
かえってリアルに見えたりします

R0013486

クトゥルフに飛ばす場合はこんなに
飛ばさ無くてもいいかなと思います
ちょっとやりすぎました

R0013488

で、ついに完成です。
今回は色々得るものの多い作品になりました
クトゥルフを思い切って簡略化したのが
自分的には気持ち良かったです
ドロドロのクリーチャー風も
考えましたが血しぶき塗装と合わさると
シリアスすぎるかもと思ったので
自分なりに可愛い感じにしてみました

まーなんといいますか
前代未聞なキットだと思いますので
今回も(呆れずに)お買い上げいただきました皆様
本当にありがとうございます。😊
感謝の意を込めましてかなり細かく
組み立て塗装記事を書いてみました
何か質問等ありましたらお気軽にご連絡ください
今後ともどうぞよろしくお願い致します!

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2016年11月 8日 (火)

塗装8

R0013431_2

R0013433_2ラッカーのロシアングリーン1を
全面に吹きます
これが一番濃い部分の色にしましたが
ほとんど差が出なかったので
もっと青系か明るめの紫とかにしたほうが
よかったかもしれません

R0013434

R0013435

ロシアングリーンをベースにライトブルー
ルマングリーン クールホワイトを混ぜて
明るい部分を吹きます

R0013438_3

ここでちょっと注意ですが
自分は先にクトゥルフを塗ってますが
マスキングのやりやすさを考えると
先に樽を塗ったほうが楽かもしれません
樽は下地をラッカーのフレッシュを吹いた後は
ほとんど筆塗りできるので
その後ゾルで覆ってクトゥルフを吹いた方が
マスキングも剥がしやすいと思います
この後の記事で結構無駄なことしてるので
ご参考までに。

R0013440

R0013441

ハイライト的にMrカラーの
スーパーゴールドを吹きます

R0013442

R0013443

目にも吹きます周辺に少しはみ出るので
ロシアンGを細かく吹いて修正します
画像が無いですが腕も同様に塗装してます
樽からはみ出た肉部分も忘れずに。

R0013444

で後は樽を塗っていきますが
左は樽ならマスキングせずに塗れるのでは?
と思いフレッシュを筆塗りしてるんですが
緑を覆うのは結構面倒で

R0013445

結局どちらもクトゥルフの部分をマスキングしました…
後は包丁やフタの時とほぼ同じです
キャラクターフレッシュを吹いたら
エナメルで茶色系を作って重ねていきます
ティッシュのせいかホワイトバランスが狂って
変な色調ですが…

R0013447

R0013449

R0013453

R0013454

滲み出た塩分?を白っぽく塗って
樽ほぼ完成です
この後ちょこちょこ竹のタガの
節を黒く汚したりしてます
で、ゾルを剥がすわけですが

R0013457

細い部分が剥がしにくい!で、

R0013458

カス部分だけもう一回ゾル塗ったら
まとめて剥がせる……わけなかった…
無理でした。
しかも最初に離型剤落としが不十分だったのか
緑もちょっとハゲて

R0013459

樽部分をマスクし直したらそっちの方が
スムーズでした。
なので樽を先に塗ってマスクして
クトゥルフを塗るという順の方が
良いと思います
自分は緑と金がクトゥルフに合うか
先に確かめたくなりまして。

R0013460

で、目をエナメルの暗色で塗って

R0013461

パーツを組んだら完成!
写真撮ってなくて飛んでますが
吸盤部分にもスーパーゴールドを筆塗りしてます
ハンカチはズボンと同じ要領で塗ってください
ズボン塗るときに塗ればよかったんですが
完全に忘れてました。
軸打ちしていればパーツは取れ無いと思いますが
必要であれば目立た無いところから
瞬間接着剤をほんの少し流して接着します

R0013463

これで血しぶき無しVer.なら完成です
次回多分最終回血しぶき編です
つづく!

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より以前の記事一覧