サフレス塗装2
さあタケノコを塗りましょう。
キャラクターフィギュアやロボット
クリーチャー、AFV、動物
いろんなフィギュアがひしめく中
タケノコに色を塗る経験は
滅多に無いはず…。
サフレス塗装をすればリアルなタケノコに
仕上がります。
もちろん塗らなくても良いです。
想像の中で塗るだけでも可。
メタルプライマーを吹いて墨入れ
ウォッシングまではキノコと同じです。
タケノコの皮の先には墨が
流れないようにしましょう
墨は薄く流すのを繰り返して
一気に濃くなりすぎないようにしましょう。
タケノコ部分は墨もフラットブラウン多めで
茶色がかった感じがいいです。
ラッカーのクリアイエローを薄く吹きます。
皮の先を重点的に黄色くしておきます。
ドクロ部分にも軽く吹いて黄ばませます。
ついでにミニの方も同時に塗っていきます
手順も使う塗料もほとんど同じなので
同時進行した方が効率がいいです。
エリンギはキノコドクロの赤みが無いだけで
やることはほぼ同じですね。
クリアイエローの上にクリアーレッドを
重ねます。
皮の先にはレッドはかからないように
しましょう。黄色味は必ず残すように。
もうかなりタケノコになりました。
ドクロにもうっすら部分的に赤を吹いておきます。
エリンギは根元を少し濃いめにしましょう
エナメルのフラットブラウンを
墨入れの要領で薄く流し込みます。
画像のように濃淡をつけて
薄い部分を残します。
なんども言いますが皮の先は黄色を残します。
少しづつ濃くします。
フラットブラウンとフラットブラックを薄めて
重ねていきますが
エナメルは筆塗りで重ねるときには
下に塗った色が剥げてしまわないように
ラッカーのつや消しを吹いてコートしてやりましょう
色が濃くなってくると墨入れが目立たなくなってくるので
少し足したりします。
全体的に先の方に向かって濃くなっていくように
塗ります。
ミニも同様に
皮の先にエナメルのクリアーブルーを
薄く重ねてほんの少し緑にします。
あとは資料を見ながら慎重に色を重ねて
濃くしていきます。
サフレス塗装は水彩画のようで途中で明るくは
出来ないので濃くなりすぎないようにしましょう。
基本的にはフラットブラウンとフラットブラックを
重ねて赤味や黄色味をラッカーのクリアーで
補います。
タケノコとエリンギは
エナメルのFブラウン、Fブラック、クリアーブルー
ラッカーのクリアイエロークリアーレッドクリアーブルー
(もうクリアとかフラットとか書くのめんどいな…)
クリアー、つや消し、しか使ってないですね。
ちなみにミニタケノコは原型の画像を
ツイッターに載せたあと
頭が長すぎたので短く修正してあります。
エリンギとかキノコも
タケノコのような頭蓋骨延長型
(なにそれ)が良いのか迷いましたが
未だになにが正解かはわかりませんね…
タケノコの皮のシミみたいなのを筆塗りで足します。
ミニタケのポツポツをクリアレッドで塗ります。
実際はここから根が伸びるみたいです。
エリンギの傘の上はフラットブラウンを薄く塗ります
サフレスだとこれだけで良い感じに透明感が出ます。
食品サンプルとかが良い感じにリアルなのは
この光の透過があるからでしょうね。
蝋人形や特殊メイクのラテックスとかも。
もちろんホットトイズとか1/6ヘッドでも
透過光をうまく使ってリアルに仕上げていますね。
写真を撮って確認しつつシミなど細部を
加筆調整してラッカーのクリアーを吹いたら完成です。
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