肌色のひみつ
そういえば僕は幼稚園ぐらいのとき、作られた人工の肌色がとても嫌いでした。
クレヨンや色鉛筆の「はだいろ」が凄く不気味で使うのが嫌でした。
大人になって、あの頃なんで嫌いだったのか考えると、
どうもウルトラマンが関係しているんじゃないかと思います。
幼稚園当時、僕はウルトラマンが大好きで、あれは実話だと思っておりました。
まあ小さい頃はみんなそうですよね。
あの無機的な顔と銀色でメタリックな体が最高に格好良くて
銀色の固そうな皮膚があるからゴツゴツした怪獣と取っ組み合いをしても
痛くないんだろうな、などと思ってました。
ところが、その後アニメかなにかで、ちびっこキャラ化されたウルトラマンを見てしまい
衝撃を受けました。なんとそのウルトラマンはピンクがかった「はだいろ」の顔面を
露出させていたのです。何ともいえない不快感で、訳が分かりませんでした。
顔が肌色?気持ち悪っ なんでウルトラマンが肌をさらすの?
あの銀色の部分は皮膚じゃなかった?
とか、いろいろ混乱しました。
今思うとアニメの場合、表情を付けないと演出しづらいんだろうなとか
理由は解るんですけど。
当時、僕は強いヒーローは肌を露出しないものだと思っていたらしく、
仮面ライダーのライダーマンも同じような理由で不快に思っていました。
ほかにも、三つ目がとおるとか鬼太郎の髪の毛針を使い切った後とか
ロックマンなどに不快感を感じてました。
あ、鉄腕アトムのボディの肌色も嫌でした。
でも、つるぴかハゲ丸(なつかしい!) 一休さん PC原人とかは
全然大丈夫でした。
整理してみると
ヒーローなど強いはずのものが弱い部分、弱さを連想させる部分を
さらすことに不快感を感じていたのかもしれません。
ハゲ丸や一休さんは肉弾戦をしませんし、(凄く見てみたい!)
PC原人は、あの石頭自体が武器なので違和感が無い。
当時の僕はクレヨンの作られた「はだいろ」の中に
触ると傷つけてしまうような弱さを感じて不快に思ってたのだと思います。
とか書くとなんか、カッコいい感じですが(この文章がきもちわるい)
単純に
あかいろはバラを絞って作ってる
みどりいろは葉っぱを絞ってる
きいろはレモンを絞って、、、
じゃあ
はだいろって、、、肌を、、、!
きもちわるー!
ていうかこわいっ!
と思ってたのかもしれません。
まあ、子供の頃なに考えて、なに感じてたかなんて
今思い返してみてもさっぱりわかりません。
そういうオチです。
追伸
メガマンは今でも(いつ見ても)怖い。
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